ロッテ・ドラ1藤原、100万円の超音波治療器&40万円の電動ベッド持参で入寮
ロッテのドラフト1位・藤原恭大外野手(18)=大阪桐蔭=ら新人9選手が8日、埼玉県さいたま市の「ロッテ浦和寮」に入寮した。
「幕張のスピードスター」を目指す藤原が自室に持ち込んだのは約100万円の「超音波治療器」と約40万円の「電動リクライニングベッド」だった。
「高校時代はケガが続いた。(プロでは)長くやっていきたい。これからは腰にも負担がかかる。そういうことを考えて早めに対処した」
2年の秋には右ヒザを痛めて完治まで半年以上を要した。反省と対策を踏まえての自己投資だ。
寮の部屋はかつて角中勝也が使い、隣の部屋は安田だ。「安田さんが隣だと安心できます」。同じ大阪出身の安田が寮生活の“師匠”だ。トレーニングの各種器具の充実もうれしい。
もう一つの買い物は最新型の携帯電話。高校時代は所有を禁止されていた。数日前、早速日本ハムに入団した吉田輝星投手とラインでやりとりしたという。
大阪桐蔭の西谷監督からは「自分の意識を高めて頑張ることで結果も変わる」という金言をもらった。自己投資だけではない。恩師の言葉を胸に刻んで藤原がプロの道を歩み始める。