上茶谷“虎アレルギー”払しょくだ DeNAドラ1が猛虎打線を封じる
DeNAのドラフト1位・上茶谷大河投手(22)=東洋大=が9日、チームの“虎アレルギー”払しょくに貢献することを誓った。
昨季最下位だった阪神に8勝17敗の成績。2014年から5年連続で負け越している。「そういう(チームの)苦手意識っていうのをなくして、自分の投球ができれば」と新人右腕。猛虎打線を封じ、Bクラスからの巻き返しを図るチームの力となっていく。
阪神以外にも意識するのは巨人だ。幼少の頃はいとこの影響で巨人ファン。「(東京ドームで観戦した)阪神対巨人の試合で、桧山さんがバッティング練習で、いとこのお父さんが飲んでたビールに当てた」というハプニングが記憶に残っているという。
この日はベイスターズ球場で新人合同自主トレに参加。60メートルの遠投などで汗を流した。12日にもブルペン入りの予定で、来週中には「(捕手を)座らせようと思います」と本格的な投球練習を開始する。期待の即戦力右腕が開幕ローテ入りに向けて準備を進めていく。