オリックス・ドラ2頓宮、“オレ流調整”でウエートトレ「打撃には筋肉が邪魔」

 オリックスのドラフト2位・頓宮裕真内野手(22)=亜大=が、9日から始まった新人合同自主トレでウエートトレーニング免除の“オレ流調整”を行うことが分かった。

 「ウエートは別メニューでやらせてくださいとお願いしました。体をほぐす程度だけ、それ以外はやりません」

 大学通算14本塁打、大学ジャパンの4番も務めたスラッガー。だが、ウエートトレはやらない主義だ。

 「すぐ筋肉が付いてしまうので。大学1、2年のときはやっていたのですが、特に打撃には(筋肉が)邪魔な感じがします」

 181センチ、98キロ。分厚い胸板は筋肉の隆起がはっきり分かる。鍛えれば鍛えるほど体は大きくなるが、柔らかさが特徴の打撃には必要ないと言う。

 故障をしていない新人の別メニューは異例だが、一番の売りである打撃に影響が出るとなればやむを得ない。この日は全体メニュー後にマシン打撃を行った。振って振って、強い体を作り上げていく。

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