DeNA・古村「見返してやる」14年に戦力外…BCリーグ富山から古巣復帰
BCリーグ富山から、5年ぶりに古巣復帰したDeNA・古村徹投手(25)が12日、今年初めてベイスターズ球場で自主トレを行った。最速150キロの速球派に変身を遂げた男は、味わった悔しさを糧とし、リベンジに燃える思いを口にした。
2014年に戦力外通告を受けてから、球団打撃投手、独立リーグを経て昨年9月に入団テスト合格。「見返してやるという思いが自分を強くしてくれた。今後もそういう思いを消さずにやっていきたい」と表情を引き締めた。
この5年間で球速が12キロアップ。野球に専念することが難しい環境だったにも関わらず、「伸びたということは自信になる」。NPBに復帰した今後も「もっと(球速を)出せる」と、さらなる成長を思い描いた。
球速が上がった一番の要因は技術的なものではなく、「自分を信じてやってきた結果」と古村。再評価してくれた球団への感謝を口にし、「次こそ活躍したい」と言葉に力を込めた。