日本ハム・ドラ1輝星は2軍スタート 名馬ディープのように「語り継がれる選手に」
日本ハムのドラフト1位・吉田輝星投手(18)=金足農=が、千葉・鎌ケ谷の2軍施設で行われた「ファイターズ高卒新人選手とJRA競馬学校35期生交流会」に参加。高校時代に競馬中継を視聴し始め、レースの中から投球へのヒントを得ていたと明かした。
観察するポイントは騎手同士が繰り広げる「駆け引き」だ。「最初から飛ばして逃げ切る人もいれば、真ん中辺りにいて最後にスパートをかける人もいる」。競馬のレースを投手として臨む野球に置き換える。「試合運びの面でも重要になってくると思います」と持論を語った。
好きな馬は、05年にクラシック三冠に輝いたディープインパクト。右腕は同馬のように「何十年も語り継がれるような選手になりたいです」と力を込める。実績を重ね、伝説になることが究極の目標だ。
この日、沖縄・国頭の2軍キャンプスタートが正式に発表された。18日はプロ入り初のブルペン投球に臨む予定。新人王に向けて、徐々に加速していく。