ロッテ・平沢大河が決意「試合に出られるならどこでも出たい」
ロッテ・平沢大河内野手(21)が18日、今季に賭ける意気込みを語った。
「試合に出られるならどこでも出たい」。今季プロ4年目の平沢がキッパリと言った。
昨季は112試合に出場した。本来は遊撃だが、新人の藤岡裕の台頭に押されて、ほとんどが外野起用(右翼)だった。
今季は「遊撃で勝負したい」という新人の松田(ホンダ)が入団し、外野は岡、荻野、清田、角中、菅野らがおり、さらに外野守備もOKという前日本ハムのレアードが加入した。
この日、新人合同自主トレを視察した井口監督は平沢に関し、「(昨季の打率)2割ちょっとは物足りない。育成枠で使ったが…」と話した。打率・213、5本塁打、32打点は指揮官にとっても満足できるものではなかった。
平沢も分かりすぎるくらい分かっている。3日には実家のある宮城県・多賀城市から帰り、黙々とトレーニングを積んでいる。ウエートトレで体も一回り大きくなった。「やれることはやります」。平沢がプロ4年目をしっかりと見据えた。