元カープ新井氏、評論家活動に意欲的「他の球団のキャンプが楽しみ」
東都大学野球リーグの駒大は19日、都内で創部70周年記念祝賀会を開催した。広島、阪神で活躍し、昨季限りで現役を引退した新井貴浩氏らOBや関係者の約600人が出席。14年秋以来、1部優勝から遠ざかる母校にエールを送った。
グレーのスーツ姿で現れた新井氏は、OBを代表してDeNA・今永らと壇上に上がった。「久しぶりに当時の先輩、同級生と顔を合わせることができてうれしいです」と笑顔。恩師の太田誠終身名誉監督らと言葉を交わし、学生時代を懐かしんだ。
母校は昨秋のリーグ戦で、立正大との優勝決定戦の末に敗れた。「あと一歩のところだったんですけど…。もちろん優勝してほしい」と激励。ユニホームを脱いだことで、今春以降は「もちろん見に行きたい」と神宮球場での生応援への意欲も示した。
2月のプロ野球キャンプから野球評論家としての生活がスタートする。「カープとタイガースのキャンプしか知らない。他の球団のキャンプは普通に楽しみです」と現役時代、しのぎを削ってきたライバル球団の練習に興味津々だった。