オリックス・増井が侍入り熱望 15年銅の雪辱へ…プレミア12出たい
オリックス・増井浩俊投手(34)が19日、大阪市此花区の球団施設で自主トレ。11月に行われるプレミア12の出場に意欲を見せた。
「出られるなら出たいですね。成績を残せばいけると思う。(日の丸は)プレッシャーはありますけど楽しいですから」
15年のプレミア12、17年のWBCで日の丸を背負った。シーズンとまったく違う緊張感、達成感を味わっているからこそもう一度の思いは人一倍強い。
ただ、理由はそれだけではない。「前回は悔しかった。銅メダルでしたから。もっと上にいけると思っていた」。15年のプレミア12では準決勝の韓国戦の九回、ピンチの場面で登板し、李大浩に決勝の2点打を浴びて決勝進出を逃した。
金メダル確実と言われていた大会だけに取り戻したい思いは強い。この日は「集中力を高めるために」とバッテリー間の距離からスタンドティーに置いたボールを当てて練習を終えた。
目標に掲げる40セーブを達成すれば代表選出は確実。その先の舞台へ守護神は腕を振り続ける。