中日・ドラ1根尾“黄金の目”屋外ナイター問題なし!視覚機能検査でトップクラス数値
中日の新人選手が19日、ナゴヤ球場に隣接する屋内練習場で視覚機能検査に臨み、ドラフト1位・根尾昂内野手(18)=大阪桐蔭=が「コントラスト感度」の分野でチームトップクラスの数値を出した。明暗の違いに順応する能力が高く、専門家は屋外ナイターにも問題なく適応できると太鼓判を押した。
毎年恒例となった新人たちの視覚機能検査。9項目の結果を見た上で、「Vision Support」の加藤一幸代表が驚いたのは、根尾の目が持つ意外な能力だった。
「目を引くのがコントラスト感度ですね」。この項目で根尾は5段階中最高の「5」を出した。任意で受けた2年目以降の選手も含む全26人の中でもトップクラスだった。
根尾の特異な能力が発揮されるのは照明の明暗が大きく影響する屋外球場のナイター。「目に関しては昔から意識的に遠く見たりしていました」。電子機器のブルーライトをカットする特殊な眼鏡も所持しており、“商売道具”をいたわる意識は常に持っていく。