１２球団監督会議に出席したＤｅＮＡのアレックス・ラミレス監督（４４）は、今季もリクエスト制度を有効活用していく姿勢を見せた。昨季はセ・リーグトップとなる５１回行使し、１３回成功。選手や状況によって使うか否かを判断していく。

　昨年から設けられた新たなルールを積極活用した。例えば８月１５日の中日戦（ナゴヤドーム）では１イニング２度のリクエスト成功。「僕がしてきたことには満足しています」と振り返り、「こういうルールが適用されたことで、ファンの方もよりエンジョイできる」と効果を実感する。

　同制度は１試合２回まで（成功は含まない）という制限があり、行使の判断は重要だ。「すごく微妙なプレーで筒香がアピールしているとなったら、これはリクエスト。例えばルーキーの選手で同じようなプレーがあったとして、使うか使わないか微妙な時は使わないかもしれない」とラミレス監督。対象のプレーに絡んだ選手や状況によって、柔軟に対応していく考えを示した。