DeNA梶谷 勝負のシーズンへ意識改革実行中「自分が決めた約束事を守ろう」

 DeNA・梶谷隆幸外野手(30)が23日、意識改革で勝負のシーズンへ挑む決意を示した。今オフは「約束事」を自ら定め、それを遂行する日々を送っている。

 昨季は8月に右手首に死球を食らい、骨折で戦線離脱。さらに右肩のクリーニング手術を受けた影響もあり、41試合の出場にとどまった。昨年の契約更改では「来年大した成績が残せなければ2、3年でグッバイベースボール。しがみついて1年でも長くやりたい」と話した。そのために肉体面は当然のこと、精神面の鍛錬にも取り組んでいる。

 「自分が決めた約束事を守ろうと。自分にしか(守っているかどうか)わからないからこそ意味がある」。それはトレーニングや技術練習のノルマだけではない。例えば「人の悪口を言わない」など、多岐にわたる。鋼の意志をもって自らで決めた約束事を遂行し、精神力をより高めることが狙いだ。

 ラミレス監督は21日に、今季の開幕戦で梶谷を「1番・右翼」で起用する構想を明かした。それを受け「しっかり準備していきたい」と力を込めた。右手首は完全に癒え、右肩は「30、40メートルのキャッチボールなら問題はないです」と順調に回復している。「レギュラーという立場ではないんで」と、3月のオープン戦に照準を合わせていく考えだ。

 この日はベイスターズ球場を訪れ、ウエートトレーニングなどで汗を流した。破壊力抜群のDeNA打線。そのリードオフマンとして、梶谷が存在感を放っていく。

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