オリックス・田嶋、一転開幕に照準 キャンプ第3クールにブルペン入る
オリックス・田嶋大樹投手(22)が24日、大阪市北区の大阪天満宮で行われた福玉まきに参加。絶望的と見られていた開幕1軍に照準を合わせていることを明かした。
その表情には明るさが戻っていた。
「肘はだいぶいいです。良好です。去年のように痛くなることもないし、怖さも今はないです」
新人の昨季は6月末に抹消されるまでに6勝を挙げて新人王の最有力候補と見られていたが、左肘痛を発症。その後は一進一退を繰り返し、11月には「(開幕は)無理だと思います」と弱気な発言をしたこともあった。
だが、地道なリハビリの成果か、年明けから古巣のJR東日本で行った自主トレでは、20~30メートルの距離を普通に投げられるまでに回復したという。
「キャンプの第3クールくらいにブルペンに入れたらと思っています。なるべく開幕に間に合わせられるようにしたいです」
金子、西が抜けた今季。先発陣が手薄なだけに、左腕の復調は最高の朗報になりそうだ。