巨人・炭谷、投手陣と“個別面談” 先乗り自主トレで特徴&性格学ぶ
西武からFAで巨人に入団した炭谷銀仁朗捕手(31)が25日、投手陣の特徴把握に向け、28日の宮崎先乗り自主トレから全員と“個別面談”するプランを明かした。
練習以外の時間を有効に使い、意思疎通を図る。「開幕まで2カ月しかない」。全投手の特徴や性格を短期間で把握するため、先乗り段階から情報交換を密に図る。「ルーキーと同じなので、野球はもちろん、私生活のことも積極的に会話したい」。練習時間以外でも、宿舎の部屋を訪問して“取材”することも考えている。
西武時代、性格をしっかり把握することが配球面にも役立ったという。17年の菊池との最優秀バッテリー賞は日頃からコミュニケーションを図ったことが奏功。「いざとなった時にそれ(性格把握)が参考になる。お互い意思を合わせることが大事」と振り返る。
この日は初めてジャイアンツ球場を訪れ、室内練習場やロッカーを見て回った。「施設が大きくてびっくりした」と炭谷。5年ぶりの優勝へ導くため、チームを熟知することに全力を注ぐ。