中日・根尾、キャンプ2軍に村上コーチ「オーバーワークになるより良かった」
中日の村上隆行1軍打撃コーチが26日、ABCテレビ「おはよう朝日土曜日です」に出演。右ふくらはぎ肉離れでキャンプ2軍スタートとなったドラフト1位の根尾昂内野手=大阪桐蔭=について「注目されてオーバーワークになるより、かえって良かった」と話した。
根尾は1軍キャンプが決まっていたが、23日の練習中に右ふくらはぎの張りを訴え、軽度の肉離れと診断され、2軍スタートに変更となっていた。
番組のスポーツコメンテーターを務める村上氏は「(故障の)連絡をもらってどうなるかと思ったが、軽い肉離れだったので」と安堵の表情。練習を再開した根尾のキャッチボール映像に「あのキャッチボールを見てると大丈夫じゃないですか」と話した。
初のキャンプを迎える新人選手の心境を「1年目ってどうしても飛ばし過ぎちゃう。キャンプスタートからどんどんいこうと焦ってペース配分がわからない」と解説。根尾は大きな注目を集めている金の卵だけに「ゆっくり2軍でやった方が、注目されてオーバーワークになるより、かえって良かったです」と前向きにとらえた。
昨秋に中日コーチに就任した村上氏はこの日が最後の番組出演となった。