オリックス・山岡、開幕投手に名乗り 「狙っていきたい」金子&西の穴埋める

 オリックスの山岡泰輔投手(23)が26日、今季の開幕投手に名乗りを上げた。この日、大阪市内の球団施設で調整。今オフは昨年12月末から約1カ月間行った地元・広島での自主トレで、障害物や壁などを跳んだり登ったりする競技「パルクール」を導入した右腕が他球団に移籍した金子と西の穴を埋める。

 強い自覚の表れだ。「(開幕投手を)狙っていきたい。去年も(福良前監督から)西かお前でいくからと言われていましたし」。金子&西の二枚看板が抜ける先発陣を、山岡がけん引するつもりだ。

 自主トレでは、フランス発祥の「パルクール」を取り入れた。床に置いた器具の上でバランスを保ちながら立ったり、飛び越えたりして体幹を強化。「(投げる)ボールが去年と違う」と手応えだ。

 自信に満ちている。年明けから傾斜を使った投球を行っていないが「投げられる状態なのは分かっているので」。具体的な球種は明かさなかったが新球も用意。準備万端の右腕がチームを支えていく。

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