楽天・今江 右眼球中心性漿液性脈絡網膜症と診断 キャンプ合流は状態を見て
楽天は30日、今江年晶内野手(35)が29日の練習後に右目の不調を訴え、同日に仙台市内の病院で検査を受け「右眼球中心性漿液性(しょうえきせい)脈絡網膜症」と診断されたと発表。春季キャンプは1軍スタート予定も、仙台に残って様子を見ていく方針だという。
原因は不明だが視界が見えづらくなる症状で、蒔田チーフトレーナーは「1日1日、状況を見極めていく」と説明。今後は経過を見ながら、チーム合流の時期を決めていく。
中心性漿液性脈絡網膜症は最も視力に関係する部分(黄斑)に網膜剥離が発生する病気で、視界の中央で見え方に異常が起きる。良好な経過をたどり3カ月から半年くらいで自然に治ることが多いとされているが、何らかの見にくさが残ることもあるという。
今江は昨季127試合に出場し、打率・276、10本塁打、49打点。今季も主力として活躍が期待されているが、思わぬアクシデントで出遅れる事態となった。