ソフトバンク・千賀 球団社長とポスティング会談「意見は言えた」

 ソフトバンクの千賀滉大投手(26)が30日、希望するポスティング制度を利用してのメジャー移籍について、前日29日に後藤球団社長兼オーナー代行らと会談したことを明かした。球団側は同制度での移籍を依然認めていないが、双方が率直に意見を言い合ったという。心をすっきりさせた右腕は夢をひとまず胸の中にしまい、今季に集中する。

 26歳の誕生日をすっきりした心境で迎えた。前日29日に千賀は代理人を交え、球団側は後藤社長ら数人が集まり、食事をしながらの形で会談が実現。「自分の意見を言えた。なぜポスティングをされたら困るという考え方なども話してもらった。すごくいい時間だった」と振り返った。

 後藤社長は「目指したい思いはすごく分かる」と理解を示し、「結論は出してない。ただ、何にも受け入れないわけではない。考えを受け止めていろいろ進化できれば」と述べるなど、今後も“継続審議”と捉えていることを示した。

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