夏の甲子園で酷暑対策 決勝前日にも休養日&3試合日の開始時間を早める
日本高野連は30日、大阪市内で第101回全国高等学校野球選手権大会の第1回運営委員会を開き、暑さ対策の一環として、大会中の休養日を1日増やすことを発表した。従来、休養日は準々決勝の翌日の1日だけだったが、準決勝の後にもう1日設けられる。
日本高野連の竹中事務局長は「万全な体調で決勝を戦っていただきたいというところで」と説明。休養日の増加に伴い、甲子園練習の各校の練習時間を従来より短縮して全体の日程を調整する方向だ。また、第1試合の開始時間の変更も発表され、1日3試合日は、4試合日と同様に午前8時から、準決勝は午前9時からと、比較的涼しい時間帯の試合を目指して変更される。
大会の代表校49校の組み合わせ抽選会は8月3日。同6日に開幕し、順調に進めば21日が決勝戦となる。