DeNAラミレス監督、鬼になりま宣言 昨年から一転「エンジョイベースボール」
DeNAは31日、春季キャンプ地の沖縄に入り、宜野湾市内の宿舎で1、2軍合同のミーティングを実施。ラミレス監督は選手らに「野球を楽しむ」ことを期待した。
昨季の春季キャンプでは“鬼”になることを宣言したが、今年は違う。ミーティングで主題となったのは「とにかく野球を楽しむ」ということ。チームの雰囲気を最高潮にまで高め、3月29日の中日との開幕戦に臨む。
春季キャンプは選手間同士の競争が熾烈(しれつ)になり、グラウンド上はピリピリとした空気が漂う。だが、現時点で「8割方レギュラーが決まっている」ため、いかに選手の力を最大限に発揮させるかが重要。ラミレス監督を含め、首脳陣も雰囲気作りに一役買っていく考えだ。
技術面ではこれまでと同様、バントやスキのない走塁に重点を置く。会見を終え、帰る間際にも「エンジョイベースボール!」と笑ったラミレス監督。明るく厳しいキャンプが幕を開ける。