DeNA第1クール野手MVPは桑原 ラミレス監督「1番」復帰示唆
DeNA・桑原将志外野手(25)が5日、キャンプ第1クールの野手MVPに選出された。ラミレス監督はこれまでの予定を変更し、開幕戦で「1番・中堅」を任せる可能性を示唆した。
昨年の秋季キャンプから「ボールに対して、なるべくバットの軌道を安定させること」に取り組み、「練習の中ではいい感覚がある」と手応えを得ている。「悔しい思いは去年だけじゃなく、散々したんで」と今季にかける思いをにじませた。
1月の段階では2番を打たせる考えを明かしていたラミレス監督だが、「今の状態を見ていると、考え直させられる」と高評価を口にした。昨季は「1番・中堅」で開幕を迎えたが、わずか2試合で新人だった神里にポジションを奪われた。指揮官は「彼自身も奪い返したい気持ちはあると思う」とさらなるアピールを期待した。
「その気持ちもありますけど、自分の任された役割を果たせるように」と力を込めた桑原。全力プレーでアピールを重ねる。