斎藤佑VS清宮の早実“対決”実現 フリー打撃で清宮柵越え 斉藤佑「ワクワクする打者」
「日本ハム春季キャンプ」(6日、スコッツデール)
斎藤佑樹投手(30)が1軍1次キャンプで、打撃投手としてフリー打撃に登板。母校・早実の後輩、清宮に左翼越えへ“一発”を打たれた。
首脳陣の粋な計らいもあり、実現した“初対決”。テンポ良く直球を投げ込み、柵越えは8球目だった。後輩はバットを鋭く振り抜き、打球は左翼フェンス後方へ。その後も変化球を織り交ぜながら、全19球で安打性の打球は3本。斎藤佑は「野球選手として、投げていてワクワクする打者でした」と感慨深げな表情で振り返った。
清宮は、斎藤佑が全国制覇を果たした06年夏の甲子園決勝再試合を観戦し、それが野球を始めるきっかけになったという。後輩の思いも受けて臨んだマウンドで、右腕は「楽しいシチュエーションでした。本当はもっとちゃんとした試合で対戦したかったですね」と“再戦”を熱望した。