楽天ドラ3引地、初のブルペン 視察の平石監督「投げっぷり良かった」
「楽天2軍春季キャンプ」(7日、久米島)
ドラフト3位新人の引地秀一郎投手(18)=倉敷商=が、2軍キャンプを視察に訪れた平石洋介監督(38)が見守る中で、今キャンプ初のブルペン投球を行った。
捕手を立たせた状態で、直球のみを31球。念願のキャンプ初ブルペンだったが、引地は「まだまだ、全然ダメです。(投球フォームの)タイミングが全然合っていなかった」と反省の言葉が並んだ。
それでも時折、勢いのある直球を見せ「高校時代以上に、自分のマックスが出ていたと思う」と、新人合同自主トレから積み重ねてきたプロでの強化に手応えを感じた様子だ。
石井2軍投手コーチは「松坂(中日)に近いものを感じる。球も強い。将来が楽しみだ」と絶賛。平石監督も「あれだけ腕が振れていれば十分。投げっぷりも良かった」と評価していた。