楽天・岸「準備は整いつつある」今後のペースアップを宣言
「楽天春季キャンプ」(7日、久米島)
楽天・岸孝之投手(34)が7日、4日ぶりにブルペン投球を再開した。投球フォームのバランスを考えた調整を続けたベテラン右腕が、立ち投げながら100球を超える投球。今後のペースアップへ向けた準備を整えた。
捕手をベース前やベース後方に立たせてキレのいい直球を投げ込み「やっと普通のフォームになりつつある」と手応えを口にした。例年は200球程度の投げ込みを行う第2クール。だがベテランらしく、自らの状態を冷静に見極めてきた。
立ち方やアウトステップ気味の踏み出し位置といった、フォームバランスの修正を優先。投げ込みは金武町での第3クール以降となるが「準備は整いつつある」と岸。ここからのペースアップを頼もしく宣言した。