ソフトバンク・松田遼が1軍昇格「しっかりと貢献をしたい」
「ソフトバンク春季キャンプ」(9日、宮崎)
昨季途中まで虎戦士だった松田遼馬投手が9日に始まった第3クールからA組に昇格した。さっそくブルペンで60球の投球練習も行って首脳陣にアピール。1月の自主トレを一緒に行った同級生の武田と行動を共にするなどした。
松田遼は「ホークスで春キャンプを過ごすのは初めてなので、A組は緊張します」と照れ笑い。昨秋もソフトバンクのランニング量の多さに驚いていたが、「秋のキャンプはついていくのがやっとでしたが、オフの間に準備をしてきた。走るのは得意な方ではないけど、この春は違った。体力がついてきたのかな」と奮闘中だ。
阪神時代は15年に30試合登板、16年は22試合で防御率1・00をマークした。ただ昨季は7月下旬の移籍で「バタバタした」こともあってか、一軍登板は2試合のみ。日本シリーズのベンチメンバーからも外れ、日本一の本当の喜びを味わうことは出来なかった。
「今年はしっかりとホークスの一員として貢献をしたい」。巨大戦力の中に割って入るため、さらにアピールを続けるつもりだ。