ヤクルト・小川 新フォーム“ライアン解除”左足低くし今季打者と初対戦
「ヤクルト春季キャンプ」(10日、浦添)
ヤクルトの小川泰弘投手(28)は今キャンプ初の打撃投手で48球を投げ、その後ブルペンで181球の投げ込みを実施。名投手ノーラン・ライアンばりに高く上げていた左足を低くした新フォームで、今年初めて打者に相対した。
宮本と村上を相手にした打撃投手で「2段モーションの2度目でしっかり上げた方が軸足に力が入って強い球を投げられる」と手応えを実感。その好感触をブルペンで復習し「足の使い方。体重移動するときどこに力が入っているか。感覚の問題」と話した。
3年ぶり4度目の開幕投手を狙う右腕が求めるのは進化。「バランス良く投げることを意識した。フォームを固めるためにも数多く投げるしかない」。229球という自身最多の投げ込みは、実りあるものだった。