西武ドラ1松本“デビュー戦”で山川斬り 昨季MVPを見逃し三振も「50点」
「西武春季キャンプ」(10日、南郷)
西武のドラフト1位松本航投手(22)=日体大=が初の実戦形式となるシート打撃に登板し、昨季パ・リーグMVPの山川穂高内野手(27)から見逃し三振を奪った。打者5人に対し、被安打は1と上々のデビューを飾った。
山川との対戦は「胸を借りるつもりで投げた。楽しみというより緊張でした」と言いつつ、カットボールで山川が膝をつくほどの空振りを誘って追い込むと、143キロ直球で見逃し三振に。
自己採点は「あまり納得いくボールがなかった」ため50点。山川も「もっともっとすごいと思いますよ」と言う。次回は紅白戦に登板予定。「打者が立つと力んでしまって。課題が見つかったので次に生かしたい」。開幕ローテ入りに向けて、一歩ずつ歩みを進める。