楽天ドラ1辰己、三木谷オーナーの前で37本の柵越え 浅村フォームで風吹かせる!
「楽天春季キャンプ」(11日、金武)
楽天のドラフト1位・辰己涼介外野手(22)=立命大=が11日、沖縄・金武町での2次キャンプ初日で視察に訪れた三木谷浩史オーナー(53)が見守る中、ランチ特打で37本の柵越えを見せた。
豪快なフルスイングから放たれる打球が次々とフェンスを越える。143スイングで場外弾2発を含む37本の柵越え。期待の新人のアピールに三木谷オーナーも「スイングスピードが速いね」と感心しきりだった。
オーナーの言葉を辰己も「スイングスピードは飛距離に関係する。そこを言っていただけたのは自信にもなるし、ありがたいです」と喜んだ。その裏には新加入の浅村の存在が大きく影響している。
「見ていても軸がぶれない」と浅村の打撃フォームを参考にした辰己。この日の打撃では軸足の使い方に「うまく体重が乗れていた」と手応えを口にした。三木谷オーナーも「若い選手が刺激を受けて非常に良い影響を与えている」と“浅村効果”を実感。新戦力の2人がチームに新しい風を吹き込んでいる。