中日・松坂、右肩炎症と診断 当面ノースロー、キャンプ途中離脱も…
「中日春季キャンプ」(12日、北谷)
中日は12日、右肩の違和感を訴えていた松坂大輔投手(38)が沖縄県内の病院で検査を受け、右肩に炎症が見つかったと発表した。11日からのノースロー調整は炎症が消えるまで継続する。
松坂は午前中に病院に行き、正午前に1軍キャンプ地の北谷球場へ。2時間半ほど滞在し、与田監督に検査の報告を済ませ、トレーニングルームで体を動かしたもようだ。帰り際に検査結果について聞かれると「球団からリリースがあると思います」とだけ答えた。
練習後、与田監督は「詳細はまだ分かっていない。回復に向けて一番いい方法が決まった時点で話し合いたい」と説明。ノースローの解除時期については「本人の違和感と医者の診断による」と明言しなかった。
また「どういったかたちで治療するのがいいのか、沖縄から離れた方がいいのか、いろんな見解がある」と、最悪の場合はキャンプを途中離脱する可能性があることも示した。
右肩の違和感は松坂が永住権更新のため渡米した5日以前に、ファンとタッチした際に右腕を強く引っ張られたことで起こった。