チーム最年長は元気です!西武・内海、初の打撃投手「しっかり投げ切れた」

 「西武春季キャンプ」(12日、南郷)

 西武の内海哲也投手(36)が12日、初めて打撃投手を務めた。FAの人的補償で巨人から西武に移籍したベテランは、鈴木と愛斗に計31球を投げ、安打性の打球が4本。空振りやバットを折るシーンもあった。

 首脳陣が調整を一任している左腕は「思ったよりバランス良く投げられた」と上々の手応えを口にした。スライダーとチェンジアップも織り交ぜ「打者にしっかり投げ切れたのは収穫。順調にきていると思う」とコメント。小野投手コーチは「いきなりオープン戦でもいい」と、スロー調整も容認した。

 12日は昨季最多勝の多和田が体調不良で練習を欠席し、下半身の張りを訴えている榎田とニールが一部別メニュー調整となった。先発陣に疲労が見える中、チーム最年長左腕が開幕に向けて着実に歩みを進めている。

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