古巣復帰DeNA・古村、悔し~“1軍デビュー”雨でお流れ「投げたかった」
「DeNA春季キャンプ」(13日、宜野湾)
BCリーグ富山から、5年ぶりに古巣復帰したDeNA・古村徹投手(25)は、登板予定だったロッテとの練習試合(宜野湾)が雨の影響で中止となり、「こっちに来てからきょうが一番いい感じだったので投げたかった」と、この日が“1軍デビュー”となるはずだっただけに悔しそうな表情を見せた。
前回在籍時は左肩痛との闘いで1軍での登板はなし。それでも、3年間の独立リーグの中で故障も癒え、球速は150キロにまでアップした。独立リーグの後輩や再びプロ目指す選手のためにも「活躍することで励みになればいい」と話す。
「今ここにいる以上は即戦力だと思っている」と話す左腕の目標は開幕1軍。「でも開幕1軍がゴールではない。中(中継ぎ)でやりたい。左のワンポイントとして、絶対抑えられるようにしたい」と、第2のプロ野球人生で自らの生きる道を見つけるつもりだ。