ソフトバンク・柳田リタイア…右太もも痛で病院直行 軽症強調も不穏
「ソフトバンク春季キャンプ」(14日、宮崎)
ソフトバンクの柳田悠岐外野手(30)が右太もも裏に張りを訴えて早退し、直行した宮崎市内の病院で検査を受けた。当面、別メニュー調整は確実で、リハビリ組合流の可能性も高い。
正午を迎える前に柳田はメイン球場から姿を消していた。ウオーミングアップ中のランニングメニューで右太もも裏に張りを感じたことが原因だった。「ダッシュの時にやりました。大丈夫だと思うけど…。この後の練習は休みます」。2時間ほど球場内に設置されているトレーナー室での治療後、タクシーに乗り込み宮崎市内の病院に直行し、MRIなど精密検査を受けた。
正式な検査結果は15日にも公表されるが、数日前から違和感もあり、球団内での最初の見立てでは肉離れの可能性も否定できなかったという。検査を終え、宿舎に戻った際には「張りという感じ。ちょい痛ですね」とあくまでも軽症を強調した柳田。工藤監督は「報告を聞いてみないことにはね。聞いた後に今後のことは考える」と話すにとどめた。