「練習試合・ヤクルト８－２ＫＩＡ」（１４日、ＡＮＡ　ＢＡＬＬ　ＰＡＲＫ浦添）

　ヤクルト・広岡大志内野手（２１）がＫＩＡ（韓国）との練習試合にフル出場し、２打席連続本塁打で７打点と大爆発した。四回に左越え３ランを放つと、五回には左翼場外へ推定１３０メートルの特大満塁弾を運んだ。

　昨季は遊撃の開幕スタメンをつかみながら、１軍定着ならず。「去年の悔しさをずっと持って練習してきた」とオフはバットが遠回りする課題と向き合い、１２～１３メートルの距離で速球を打ち込んできた。

　小川監督も「見事ですね。大きな自信として、次につなげていってくれれば」と評価。遊撃に加え、三塁、一塁の戦力として期待する。智弁学園では巨人・岡本の１年後輩。「身近で目標とする先輩なので負けたくない。（ポジションは）どこでもいいです」と同じ高卒４年目でのブレークを狙う。