ロッテ・ドラ1藤原がついに爆発“プロ初安打”3安打、2打点のおまけ付き
「練習試合、中日6-7ロッテ」(14日、北谷公園野球場)
ロッテのドラフト1位・藤原恭大外野手(18)=大阪桐蔭=が中日との練習試合で“プロ初安打”を含む3安打を放ち、2打点を挙げた。
パシッとたたいた打球は右翼・滝野の右横を抜けた。八回2死二塁。田島のスライダーを捉えた。この日、2本目の適時打は2打点目の二塁打だ。
「次につなごうと思った。自分のフォームで打てた。真っすぐを待って変化球を打てた。自信になった」
待望の初安打は先頭打者で迎えた三回。笠原の真っすぐを右前に運んだ。紅白戦を含む実戦19打席目に記録した一打に「苦しかったので、すごくうれしかった」と振り返った。
一回の空振り三振時に井上から「足を上げるタイミングがちょっと遅い」と言われ、「若干、気持ち早く足を上げた。一瞬ですが全然変わってくる」。修正能力は抜群。これが三回の初安打となり、四回2死一、二塁での中前への初適時打へとつながった。
井口監督は「日々の成長が刺激を与えている」と評する。『自分の形でやる』。この言葉を信じる18歳だ。