ヤクルト・バレンティン、161打点超えだ 小鶴誠のシーズン最多記録狙う
「ヤクルト春季キャンプ」(15日、浦添)
ヤクルトのウラディミール・バレンティン外野手(34)が15日、来日9年目の進化を予告した。16日の練習試合・DeNA戦(浦添)にスタメンDHで出場予定。昨年より2日早い初実戦に「今年は体の調子がいいのと、新しいことにも取り組みたいからね」と不敵な笑みを浮かべた。
新たなチャレンジの内容は「秘密」と詳細を伏せたが「打撃のことだよ。試合を見ていけばわかる」と言及。「例年よりメンタルを鍛えている。野球は頭のスポーツ」とアプローチの変化をほのめかした。
シーズン60本塁打のNPB記録保持者には、新たな目標もある。松竹の小鶴誠が1950年にマークしたシーズン161打点のプロ野球記録に興味津々。コーチ陣と月間25~30打点ペースで更新できることを確認しながら、快音を響かせた。
今秋のプレミア12出場にも、オランダ代表として「チャンスがあればプレーしたい」と意欲を示したバレ砲。気合十分で臨む19年の初実戦へ「1打席目はホームランね」と宣言した。