ロッテ・ドラ1藤原、足も魅せた 2戦連続安打、結果アウトも積極アピール
「練習試合、ロッテ7-4斗山」(15日、うるま市具志川野球場)
ロッテのドラフト1位・藤原恭大外野手(18)=大阪桐蔭=が15日、実戦で持ち味の脚力をテストした。韓国・斗山との練習試合(具志川)に「1番・中堅」で出場。三回先頭の第2打席に2試合連続安打となる中前打を放つと、積極走塁で二塁を狙った。
「暴走気味でしたね。ちょっとむちゃでしたけど、ずっと行こうと思っていたので。アウトでもいいから見せておこうと思っていました」。迷いなく一塁を蹴ると、二塁へスライディング。惜しくもアウトになったが、50メートルを5秒7で走るアイテムをアピールした。
前日は“プロ初安打”を含む3安打2打点。この日は四回の守備からベンチに退いたが、連日の全力プレーでさらなる経験値を積み上げた。井口監督も「紙一重だし、今後も積極的な走塁をしてほしい」と目を細めた。期待のルーキーは失敗を恐れず、開幕1軍へ突き進む。