巨人・沢村のはり治療とは?球団トレーナーの施術ミスが要因
「巨人春季キャンプ」(15日、那覇)
巨人の沢村拓一投手(30)が15日、沖縄2次キャンプでシート打撃に登板。打者18人を相手に2安打9奪三振の快投を演じ、守護神奪回をアピールした。「クローザーに戻って、勝負したい」とセーブ王を獲得した16年以来の守護神返り咲きを目指している。
巨人は、17年9月に2軍調整中だった沢村の右肩痛の要因が、球団トレーナーの施術ミスの可能性が高いことを明らかにした。守護神候補だった右腕は同年2月の沖縄キャンプ中に右肩の張りを訴え、球団トレーナーからはり治療を受けたが状態が好転せず、球団が調査。複数の専門医から「長胸神経麻痺(まひ)」との診断を受け、原因を「外的要因によるもので、前鋸(ぜんきょ)筋機能障害を引き起こした可能性が高い」との所見を得たという。17年は1軍登板がなかったが、昨季は49試合に登板した。