巨人・吉川尚、実戦12打数8安打!原監督の助言で打撃開眼
「練習試合、巨人1-3DeNA」(17日、沖縄セルラースタジアム那覇)
巨人の吉川尚輝内野手(24)が17日、DeNAとの練習試合に「1番・二塁」で出場。16日の韓国・サムスン戦に続く2戦連続マルチ安打を放ち、打力をアピールした。
2万2000人が集まった日曜日の那覇で、鋭いスイングで魅了した。初回、飯塚の直球を中前へはじき返すと、三回の打席でも中前打。今年の実戦では、16日の第1打席からの5打席連続安打を含む12打数8安打。「しっかり準備してきた中で、マルチに打てているのはよい結果だと思います」と喜んだ。
原監督のワンポイントアドバイスで打撃が開眼した。左手を離すのをやめ、両手を添えて振り切ることを指揮官から忠告され、昨秋キャンプから実践し続けている。「寡黙な選手の方だけど、一点をやり抜く力はすごいね」と原監督も聞き入れる姿勢を評価する。
前日から組む丸との1、2番コンビでヒットを量産。「ヒットはたまたま。しっかりアピールしていかないと」。慢心はない。結果を残し続ければ開幕1番の座を獲得する可能性は十分ある。