西武・外崎、右へチーム“1号”富士大の後輩・多和田から先頭弾

 「西武紅白戦、紅組5-0白組」(17日、南郷スタジアム)

 西武の外崎修汰内野手(26)が17日、実戦チーム“1号”となる先頭打者弾を放った。紅白戦に紅組の1番として出場。昨季最多勝を獲得した富士大の後輩・多和田から右翼席にアーチを描いた。

 「何とか1本という気持ちで積極性は消さないでいこうと思った。いい形で打てました」と語った外崎。プレーボール直後の2球目、外寄り直球を逆方向に運んだ。いきなり「アップルパンチ」が飛び出した。

 11日のシート打撃でチーム1号。山川らが並ぶ強力打線の中で紅白戦でも1号をたたき込んだ。「自分のスタイルを崩さずにやっている。逆方向にも飛ぶと言われることも増えて、自信になるし、持ち味の一つ」。六回にも右中間を破る三塁打をマークし、辻監督は1番で起用する可能性を示唆した。

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