「新助っ人襲来」の第５回はオリックスの新外国人、ジョーイ・メネセス内野手（２６）を取り上げる。西村徳文監督（５９）が４番候補の１人として期待する大砲。昨年は３ＡでＭＶＰを獲得。３月の侍ジャパンとの強化試合にメキシコ代表として初招集されるなど、母国でも大きな期待を集める“メキシコの星”の素顔に迫った。

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　◆生まれ　１９９２年５月６日、メキシコ・シナロア州クリアカン出身。「クリアカンは野球が有名。きれいな球場もあって、ウインターリーグのチームもある。僕も来る前は５年間、そこでプレーしたんだ」

　◆家族　父、母、２人の兄。野球を始めたのは５歳のとき。父と兄がやっていたから自然と始めた。「当時はショートが多かったけど、ポジションはどこでもやった」

　◆優勝　「高校のときには５チームくらいのリーグで優勝して、米国・インディアナポリスの大会に出場したことがある。そのころは三塁手だった」

　◆好きな食べ物　「メキシコ料理ならシーフード。日本なら焼き肉」

　◆趣味　「時間があれば家族に会いに行ったり、街を見に行ったりすることかな」

　◆好きな女性のタイプ　「性格が良くて、かわいい女性がいいね」

　◆特技　バレーボール。「１２歳から１６歳まで野球と同時にバレーもやっていた」

　◆宝物　十字架「一番大事なのは家族。その次が十字架。カトリックなんだ。これまでいろんなことができたのも神のおかげ。だから十字架はとても大切なものなんだ」

　◆メキシコの星　昨季３Ａで本塁打、打点の２冠王、リーグＭＶＰも獲得。オリックス移籍決定後も母国では「サルティーヨ・サラペメーカーズから、モンクローバ・スティーラーズというチームに保有権が売却された」と、早くもオリックス退団後のニュースが報道されたほど、母国で注目されている。３月の侍ジャパンとの強化試合では初のメキシコ代表に選出。「代表は初めて。プレミア１２やＷＢＣ、東京五輪。チャンスがあれば出てみたいね」

　◆あこがれの選手　デレク・ジーターとアレックス・ロドリゲス。「ヤンキースファンなんだ。特にジーターは打撃フォームも参考にした。いろんな意味で尊敬している。Ａ・ロッドは大好きな選手だね」

　◆マイヒーロー　「ドラゴンボールの孫悟空。８歳くらいから見ている。メキシコで見られる作品は全部見た」