堀内恒夫氏「桜井よ 君は菅野にならんでいい」巨人の後輩に愛情たっぷりの助言

 野球評論家の堀内恒夫氏が19日、ブログを更新。15年ドラフト1位・桜井俊貴投手を評価し、「つかみかけたいい感覚を絶対に離すなよ!そして自信を持って!」とエールを送った。

 桜井はキャンプ1軍スタートし、実戦でも3試合に登板して4回1/3を無失点。アピールを続けている。堀内氏は17日のブログで「今日の桜井は良かったよ。上下のバランスが合ってきた」と称賛していたが、この日も右腕について言及した。

 プロ3年間で未勝利。ここまで結果は残せていないが、堀内氏は「人間の成長は一定ではないから早く出てくるのもいれば時間がかかるのもいるだろうし」とし、続けて「時間は違えど確実に出てこれるようにせねば それがドラフト1位」と期待感を示した。

 プロ入りした選手が伸び悩む要因についても触れ、けが以外では「新人選手に多いのがカルチャーショックなんだ」と説明。「これから1軍に行けるか行けないかっていうゾーンも使えない ただただ力一杯投げるだけの新人投手が菅野の投げるボールを間近でみたらどうなるか」と例を挙げ、「他人を見ることも勉強 でもね、自分というものがまだ良くわかっていない間はあんまり見ない方がいい 比べちゃダメ 比べると焦るから」と助言した。

 選手の個性を伸ばすには指導者の役割が大きいとしながら、一方で「結果が出ない選手ってこちらから聞いてもいないのにあれやこれやと教えてくれる人が現れるのよ(笑)色んな事を言われ過ぎて頭がパニックして余計おかしなことにならぬよう取捨選択できるかどうか つまり、いらんことは聞き流せるかどうか(笑)これも大事」と、つづった。

 期待する後輩を思うからこその金言。「桜井よ君は菅野にならんでいいのよ。桜井は桜井でいい。それでいいの 君には君の良さがある」と締めくくった。

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