日本ハム・清宮“侍レギュラー”誓った 背番号5でGOGO東京五輪

 「日本ハム春季キャンプ」(19日、名護)

 侍ジャパンに初選出された日本ハムの清宮幸太郎内野手(19)が東京五輪へ向け“先輩侍”をごぼう抜きにすることを誓った。3月9、10日にメキシコと強化試合(京セラドーム大阪)を行う侍ジャパンでの背番号は「5」。「五輪へGO!」と縁起の良い番号とともに猛アピールに燃えている。

 実績で大きく自らを上回る“先輩侍”の壁は高い。それでも結果を残し、厳しい戦いを勝ち抜かなければ、東京五輪出場の夢はかなわない。3月のメキシコ戦の背番号が「5」に決まった清宮はメンバー発表から一夜明け、引き締まった表情をみせた。

 「東京オリンピックまでにたくさん超えなければならない先輩がいる。負けないように戦えたら…」

 生まれ育った東京で開催される五輪に出場することは、プロ入り前からの大きな目標の一つ。侍ジャパンの常連メンバーに比べれば実績が劣るからこそ、初選出となるメキシコ戦から一気に勝負をかける。

 背番号は5。年長者から優先的に選び、空いている番号から清宮自身が選んだ。これまでつけたことがないという番号だが、早実時代に主将として自ら発案したチームスローガンは「GO!GO!GO!」。まさに「五輪へGO!」ともとれる番号に、「選んだあとから、そういう意味もあるなと思いました」と笑顔をみせた。

 この日は国頭でバッティングや守備練習で汗を流した。「日の丸を背負うということは絶対に負けられない。選ばれたからには全力でプレーしたい」。大きな夢に向かって突き進んでいく。

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