プロ野球巨人元監督の堀内恒夫氏が２０日、ブログを更新。この日が長嶋茂雄氏の８３歳の誕生日だったことから、ハワイでの長嶋氏との思い出を披露した。

　堀内氏は「今日は女房子供は忘れても俺が唯一忘れない（笑）という長嶋茂雄さんの誕生日だね」と切り出すと「今日で８３歳になられるのかぁ。早いもんだなぁ。俺が７０を過ぎるワケだ（笑）」と振り返った。

　そんな長嶋氏の話題が堀内家のお茶の間に上がったという。それは堀内氏の現役時代の優勝旅行で、ハワイに行った際の出来事。食事の後の２次会でカラオケに行くことになり、そこで堀内氏の妻へ、長嶋氏からデュエットのお誘いがあったという。

　長嶋氏は堀内夫妻の媒酌人もであったことから、堀内氏の妻とも面識があったといい、妻も「長嶋さんのお誘いなら喜んで」と、デュエットの名曲「銀座の恋の物語」を歌うことになった。

　この曲の出だしは女性から始まるが、「それがさ、長嶋さん、出だしっから気分良く唄い始めちゃってね（笑）。女房ときたら思わず長嶋さんの肩をチョンチョン叩き、そこは私の出番ですよ、と突っ込みを入れちゃって」と懐かしそうに振り返り「それには長嶋さんも照れ笑い」とつづった。

　最近の長嶋氏は昨年７月に胆石を患い入院し、昨年末に退院。体調回復を優先し、表舞台には姿を見せていないが、巨人キャンプには「今年は新たな巨人軍になると思う。おおいに頑張りましょう」というメッセージを寄せている。

　堀内氏は「暦の上では立春を迎えたし、日に日に暖かくはなってきてるけど、まだまだ侮っちゃいけないもんな。きっとそのうち元気な姿をみんなに見せてくれるだろうね」と、ミスターの体調を気遣っていた。