巨人・岡本、お目覚め!3安打4打点 侍J稲葉監督も4番示唆
「練習試合、巨人7-5KIA」(20日、沖縄セルラースタジアム那覇)
主砲が眠りから目覚めた。直近の実戦3試合で12打席連続無安打だった巨人・岡本和真内野手(22)が20日、韓国・KIA戦で3安打4打点。これまでのうっぷんを晴らすかのように大暴れした。
迷いなく振り抜いた結果だ。初回2死三塁。フルスイングした打球は三塁へのボテボテのゴロだったが、全力疾走で先制の適時内野安打をもぎ取った。五回には左前へ勝ち越し適時打を放つと、七回は左線へ2点適時二塁打。「振れるようになってきた。1打席1打席を大事にやっていた。チャンスで打てたのはよかった」と安どした。
本来の姿を取り戻した。昨季33本塁打のうち、21本が左翼方向の主砲。この日の安打は3本とも左方向の打球と力強いスイングで結果を残した。前日、フリー打撃中に原監督から「しゃくり上げるくらいで行け!」との忠告と指導を受け、指揮官の教えを実践。「前の試合に比べて打席の感じはよかった」と主砲もニンマリだ。
3月のメキシコとの強化試合で侍ジャパンに選ばれた。視察に訪れた稲葉監督は昨年よりも大きくなった体を見て「重そうですね。非常に楽しみ」と頼もしそうに言う。侍でも4番候補に挙がる岡本は「あっという間にシーズンが始まる。しっかりアピールできるように」と、残りの実戦も原、稲葉の両指揮官に認められる結果を残してみせる。
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