清宮が実戦1号含む3安打5打点の大暴れ 侍稲葉監督「素晴らしい」と称賛
「練習試合、楽天-日本ハム」(21日、金武町ベースボールスタジアム)
2年目の清宮幸太郎内野手が、実戦6試合目で待望の今季1号を放った。二回の第2打席は中前に2点適時打。四回の第3打席も右前打を放ち、5打数3安打5打点と大暴れした。
侍ジャパン稲葉監督も視察に訪れた一戦。御前アーチは一回、1死一、二塁の場面で生まれた。池田の真ん中直球を仕留め、中堅右へ豪快な3ラン。ダイヤモンドを一周し、満面の笑み。大田ら同僚から祝福を受けた。
二回は2死満塁で変化球に食らいついて中前にはじき返し、この時点で5打点となった。四回、右腕近藤からも痛烈な右前打を放った。
前日は5打数無安打に終わり、3度の得点機に凡退。「相手どうこうより、自分のスイングをしていくことが大事」と語っていたが、しっかり結果を残した。
清宮は将来性も見込まれ、3月に行われるメキシコ戦で侍ジャパンに初選出された。稲葉監督は「彼のバッティングは素晴らしいとあらためて感じました」と称賛した。
前日までの実戦は17打数3安打。試合後、清宮は「段々、間合いもあってきました。自分のタイミングで振れました」と、うなずいた。