ヤクルト宮本ヘッド「野球が盛んでない国では…」パリ五輪での野球除外に落胆
「ヤクルト春季キャンプ」(23日、浦添)
宮本慎也ヘッドコーチが、24年パリ五輪での野球除外を悲しんだ。
04年アテネ五輪、08年北京五輪に主将として2大会連続で出場した。「続けられればよかったけど、野球が盛んでない国では難しいだろうと予測していた」としながらも「僕は2回経験させてもらったけど、独特なプレッシャーがあった。世界のスポーツの祭典に野球が入っていないのは、さびしいし、悔しいし、残念な気持ち」と肩を落とした。
近年は野球人口の減少に、球界全体が危機感を募らせている。宮本ヘッドは「野球界で人を集める努力をしないと。野球人口が減るとレベルも下がる。(五輪除外を)真摯(しんし)に受け止めないといけない」と神妙な表情だった。