西武・内海、元巨人人的補償対決 OP戦開幕投手で長野斬り
「西武春季キャンプ」(22日、春野)
西武・内海哲也投手の移籍後初の実戦登板が、3月2日の広島とのオープン戦(佐賀)になることが22日、決まった。チームにとってはオープン戦の初戦。新天地で“開幕投手”を任され「打たれて『バランスは良かった』とか言っても説得力がない。結果を求めて投げたい」と早くも意気込んでいる。
広島には昨季まで巨人で同僚だった長野がおり、早速の対決も期待される。「チョーさん(長野)もいるけど、去年は広島に相当やられている。しっかり自分の投球ができるようにしたい」と、あくまで真剣勝負の構えだ。
この日は高知市で打席に人を立たせるなど、より実戦を意識して108球を投げ込んだ。「もう少し真っすぐの精度を上げていかないと。(右打者の)内角への真っすぐがシュート回転している」と課題を挙げた。それでも今季は持ち球に加える方針のカットボールに「いい感じで投げられたボールもあった」と好感触の様子で、徐々に本番モードに入ってきた。