ヤクルト・青木、新兵器導入 阪神戦でフェースガード付きのヘルメットをテスト
「ヤクルト春季キャンプ」(22日、浦添)
ヤクルト・青木宣親外野手(37)が、実戦初出場となる阪神とのオープン戦(23日・浦添)に“新兵器”を導入して臨む。22日の打撃練習で、フェースガード付きのヘルメットをテスト。「明日も使ってみようかなと。やってみて、もしかしたらすごくいいかもしれない」と明かした。
昨季はリーグトップの19死球。頭部死球で戦列も離れた。新ヘルメットの一番の目的はもちろん顔の保護だが、違う効果も期待できる。視界が狭まって集中力が増すという選手もいることに「そういうのも聞いたことがある。わからないでもない」と関心を示した。
昨年もオープン戦開幕の阪神戦で1安打。シーズンでは対戦打率・373の好成績を残した。今季は開幕戦の相手となるが「気にしていない」とし「今の状態を確認すること」と初実戦のテーマを口にした青木。新ヘルメットの具合も確かめながら猛虎を撃ち、今年もシーズンへ向けて好スタートを切る。