「練習試合、ヤクルト８－３阪神」（２３日、ＡＮＡ　ＢＡＬＬＰＡＲＫ浦添）

　ヤクルト・雄平外野手がマルチ安打と“レーザービーム”で、順調な仕上がりを披露した。

　バットでは二、三回と２打席連続の右前打。守っては三回無死二塁から右飛を処理し、タッチアップを狙った二走の江越を三塁への好送球で刺した。

　初の実戦出場だった２１日のＤｅＮＡとの練習試合から２戦連続の安打。それでも「スタートは大事だけど、浮かれることなく、一日一日の積み重ねだから。結果的にいいものが出たと思う」と冷静に足元を見つめた。

　この日は、初出場の青木や坂口も安打を放つなど、打線がつながっての勝利。「みんながいい流れを作ってくれた。ただのヒットだけじゃなく、右方向を狙って進塁打を打ったり、好き放題に打っているわけじゃないからね。だからつながる」と一丸を強調した。