DeNA・ソト 2年連続キングへ完璧弾 昨季41発男が貫禄のOP戦チーム1号
「オープン戦、中日4-8DeNA」(23日、北谷公園野球場)
DeNAのネフタリ・ソト内野手がオープン戦初戦で“チーム1号”を放った。2年連続本塁打王への号砲は、場外へと消えた。
完璧な当たりだった。笠原の初球を捉えると、打球は左中間スタンドを飛び越え、見えなくなった。「キャンプでの練習の成果が出ている。しっかりと前で捉えることができた。前で捉えられれば、遠くへ飛ばすチャンスが来る」。昨季41発の大砲が貫禄を示した。
今年から本格挑戦している二塁での守備機会は3度で、無難な動きを見せた。「セカンドはキャンプ中もずっと練習してきた」と笑顔。それでも、「セカンドとしてはまだまだ。これからも練習を続けていきたい」と守りの面でも高い意識をうかがわせた。
ラミレス監督はソトの二塁守備について「よくなっている。大和とのコンビを上達していってもらいたい」と評価する。重量打線をけん引するカリビアンが、攻守でチームを救っていく。