開幕阪神戦、先発決めたヤクルト小川「責任全うしたい」 3年ぶり4度目大役
ヤクルト・小川淳司監督(61)は25日、3月29日の阪神との開幕戦先発を小川泰弘投手(28)に決めたと発表した。小川は3年ぶり4度目の開幕投手となる。伝えたのは15日で「やっぱり安定感かな」と理由を挙げた指揮官。「1年間、投手陣の軸になって投げ抜いてくれる。チームを勝利に導いてくれると思う」と信頼を口にした。
大役を託された小川は「本当にありがたい」と感謝。「毎年開幕戦は特別。先発の代表として、1年間ローテの頭で引っ張るんだという覚悟を持って、責任を全うしたい」と決意を示した。
今キャンプでは足の上げ幅を抑えた新フォームに取り組んでいたが、この日のブルペンでは昨季までの高く足を上げるフォームでも投球。「いろいろやりますよ。試した結果の今の形。その時で一番いいものが出せれば」と試行錯誤したプラスを強調した。
開幕戦は過去1勝1敗(チームは2勝1敗)で、阪神との対戦は初めて。「これからイメージを膨らませていくけど、まずは自分」と表情を引き締めた。